国内旅行先は源泉かけ流しの温泉にきまり

国内旅行における宿泊施設

交通の便が良くなったことにより失ったものも少なくない。例えば各駅停車の旅である。かつては学生の貧乏旅行といえば、周遊券という乗り降り自由な切符を利用しての国内旅行と相場が決まっていた。宿泊場所もユースホステルや民宿。ちょっとと贅沢して洋風民宿といわれたペンションあたりが相場であった。これらの宿泊施設の根源は山小屋ではないかと想像する。すなわちその昔唯一のレジャーであった登山で利用した山小屋に比べれば、ユースホステルやペンションは温かい食事と風呂があるだけ天国であったのだ。

しかしながら、この頃は山に登る人は高齢者ばかりとなってしまった。若年者を山で見かけることは少ない。山小屋に宿泊したことのない若者が、時々間違ってユースホステルやペンション、民宿に泊まるとお風呂が共同であることに驚き、部屋にテレビがないことに驚くのである。若者にそっぽを向かれたこれらの宿泊施設もいずれは消えていくに違いない、と思われた。

しかしながら、最近はユースホステルや民宿の人気が再燃しているという。人とのつながりが希薄なビジネスホテルより囲炉裏を囲んで地元の人と話したり、農作業を手伝ったりする旅が人気だという。分からないものである。

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